サニーサイドアップフォーチュン

映画、特撮、演劇、ダンスボーカルグループ

『宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー』

生まれて初めて特撮の現場に赴いた話をしたい。

 

生まれて初めての歯痛から数週間、経過も良好なれば舞台に行ったりフォト買ったりしていた結果、Vシネマ宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー」舞台挨拶付き完成披露上映会に行ったりして来た。

発売自体は10/25のためストーリーのネタバレはなしである。演出とか感じた事はガンガンに書くけど。またこういったジャンルについて言及することが初めてのため、問題があれば教えて欲しいと思う。

 

・内容の話

おっも……!! キュウレンから特撮デビューをした私にはキュウレンのハードさも驚きの事実だったのだが、めっちゃくちゃに重い。会場にいた小さなお友達のみんなは果たしてどうだったのだろう、おいてきぼりじゃなかったろうか。

それくらいハードだったが、先日の本編がメサイアの如しだったわけだか、それよりかはつむ鴨である。救いのなさが時代と故郷を憂う愛国の志士といった趣きを感じる。スティンガーは故郷のために兄を討たねばならず、その運命の過酷さと反して仲間は温かく、相反する二つに挟まれている彼はいかなる時でも最も人間くさく生きているな、と思った。宇宙人だけど。正義とか、世界のためとかいう理由で行動しない彼は、ラッキーと対になるような主人公的な気質の持ち主なわけで、つまり何が言いたいかというと「スティンガーのサイドストーリーって本編と雰囲気変わって絶対に良い感じだよね」ということである。

アクションもとてもかっこよかった。生身でのアクションや、映画であるからよりお金をかけて工夫されてる感じがとてもかっこいい。ワイヤーアクションでクルクルクルっと回転しながらのアクションがあるのだがそれがクセになるかっこよさである。本編でもやってくれ〜〜。

生身のアクションがとても多くて、それがとてもかっこいいが大人向けといった印象を持つ。特撮に明るくないのでなんともなのだが、変身→強化→戦闘という段階を踏む事で、登場人物がどう考えても人間より強そうな怪人と立ち向かう力を得る理由付けとなっていると思っていた。それは子どもたちにとってわかりやすい強さの表現の一つでもあるだろうし、変身によって極力生身感を抑えれば、戦闘の持つ暴力性を抑える事にも繋がるのかもしれないし……という事もあったりするんじゃないかと考えていた。今回は生身でのアクションが多く、それはほとんど喧嘩といって良いものから戦闘まで様々なのだが、あまりにも生々しいと思った。これはアクションというより、殺陣である。差はよくわからないが、もはや殺気立った画面は舞台でよく見るあの殺陣となんら変わらないと思った。

ハードボイルドなストーリー、命のやり取りの殺陣、そしてセクシーなヒロイン。完全に大人が好きなやつである。ちょっと涙ぐんだ。

公式学パロも可愛かった。学ランやブレザーの割り振りがあまりにもわかってるな……という感じである。

 

・周りの環境の話

めっちゃ子どもいる〜〜〜〜可愛い〜〜〜〜!!!

老若男女いる〜〜〜〜不思議〜〜〜〜!!!

 

・キャストの話

かっわ……。

岸くんのインスタライブ見たいがためにインスタを始めたわけだが、その岸くんの生歌をお聞かせいただいた。うま。歌うま。

あとキャスト、かっわ。

 

そんなわけでハードボイルドなスティンガーのスピンオフはなんとイッカクジュウキュータマが付いてくる初回限定版もあります!

 

 キュータマついてこない方。

 

宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー [Blu-ray]

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