夜明けの星を待ってる

舞台、日韓アイドル、映画、仮面ライダー

『仮面ライダードライブ サプライズフューチャー』と『仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』

顔がポンポンの真剣佑とキャラがブレてる永夢先生が可愛い、そんな二作品の話。

サプライズフューチャーの方

出だし既に面白い予感がする。

なにせ駆けつけてくるエイジが可愛いので、視聴者はもう絆されがすごい。エイジが「父さんに一目会いたかった」とポロポロと泣くシーンも、進ノ介くんの好きなキャンディを買ってきたことに対して「おいしそうだったから、ダメだった?」と訊き返すシーンも、嬉しそうに電気をパク*1りながら進ノ介くんを見上げるシーンも、私はもう完全に絆されていた。絆されきっていた。なのでエイジ=108に裏切られるところで、知っていた*2のに辛くて震えた。あんなに可愛いエイジが……俺の息子が……。

思えば始まって早々にベルトさんの秘密主義というか、そういう性分があるってわざわざ言っているのに、ピュアに全く何も予想することもせず、進ノ介くんの心情に乗っかってハラハラしてしまった。この映画、スピード感が良い。主人公が追われる展開、ストレスを溜め込む展開は観客もしんどいわけだが、そういう中に息子(ロイミュードが擬態してたとはいえ……)との心温まるシーンや、剛くんの見せ場や霧子ちゃんの一喝が挟まってくる。特状課が進ノ介くんのことを全く疑っていないのも、安心感があって良い。

ただ、剛くんが駆けつけてくるタイミング、毎度最高なんだけども、勝率が低すぎて悲しい。チェイスとかもう最後何してたのかな。

剛くんの相棒は途中から完全にチェイスなので、進ノ介くんの相棒はベルトさんなわけだけど、重たい感情でよかったです。

やっぱり理論的なところが割とノリと勢いで誤魔化されているというか、進ノ介くんが現場に居たからって即刻指名手配→霧子ちゃんの一喝で思い直すとか、そういうのは「警察」のような規模感でやられるとちょっと不安になる。そもそものベルトさんの暴走もよくわからん。

最後のトライドロンの前で談笑する進ノ介くんと霧子ちゃんで100点。

 

100の眼魂の方

ゴーストの一貫性として「タケル殿にお茶すら用意されない」ってことがあるが、私はそのこだわりがとても好きなので、それが始めに意味を持つところに非常に満足だった。

「英雄の村」という雑すぎる設定も素晴らしくゴーストである。

食べたいな、と落ち込むタケル殿に対して「みんなもろとも食べる必要のない存在にしてしまえば良い」という悪魔の提案をしてくるアルゴスがいやらしいが、本編込みにしてもアルゴスみたいにタケル殿本人の存在=ゴーストという形で対比され、ゴーストとして存在する次元に全てを巻き込む形での「自身の異質さ」を取り除く提案をしてくるキャラクターはいなかった。その点がこの映画の良いところだなと思う。そして、やはり食事を摂りたいというタケル殿らしい、ちょっと可愛い理由でアルゴスに吸収されたはずの英雄たちを呼び起こすのも。

タケル殿の肉体がどうなっていたのかも、視聴者は全く知らないのでここで保管されてましたと出るのは、結構ショッキングで印象深い。でもあまりにシリーズの山場が来るたびにタケル殿の命が世界の命運と天秤にかけられるので「命、軽いなー」と若干思ってしまう。

この映画もマコト兄ちゃん、アラン様共にあまりに戦ってないというかヒーローとしての見せ場が少なすぎる。そのあたり、マコト兄ちゃんパパである深海大悟*3の方が印象的だった。が、その活躍も短い。

あとねー、本筋と関係ないから言ってなかった気がするけど、ゴーストは女性陣の衣装が本当ダメ。スカートの長さ*4とかそういうことじゃなくて、普通にスタイリングとしてダメ。アカリ殿だってカノンちゃんだっておしゃれ楽しみたい年頃やろがいとなる。

最後戻ってくるタケル殿の笑顔で100点。

*1:電力泥棒の意。細かくここで葛藤する進ノ介くんも正義の味方って感じで良い。

*2:ボスが誰かだけ聞いていた。

*3:このネーミングもまた仏教を感じる。

*4:こういうところの話で言うと霧子ちゃんやポッピーの方がいろいろ問題点を内包していそうであるが、以前も書いたかもしれないが私は専門に勉強したことがほとんどないのであまり論じないようにしている。