夜明けの星を待ってる

舞台、日韓アイドル、映画、仮面ライダー

『ハンガーゲーム』と『ホットサマーナイツ』感想

最近見た映画の話。別々にするほどたくさんは書けないのでサラッと記録。

『ハンガーゲーム』

推しグルのパフォーマンスがハンガーゲームモチーフだった。根が真面目なので観とくかと思ったけども、どうやら2作目の方が関連性が高そうなのでそれはおいおい考える。

少年向け小説*1原作だと思ってたから、もっと盛り上がりと心理描写がわかりやすい十代向け作品だと思っていたけど、かなりビターだった。カットニスとピータの間にあったこと――例えば故郷で、そしてゲーム中で――監視の目があるが故ということもあるが、語らない。音楽で盛り上げて感情を爆発させるようなわかりやすい山場もないし、カットニスが勝利したということに対するカタルシスもそのほかの地区の犠牲やピータとの芝居の上に成り立つと思うと得られづらい。

なので、アクション爽快生き残ってよかったね映画だと思ってた私は「り、倫理~~」となった。

カットニスが弓矢の名手であっても、割と外す人間っぽいところとか良かった。主人公が「完璧であること」を背負わされるばかりでないという意味で。また、ピータが頭脳労働派かつ怪力という従来のヒロインみたいな立ち位置なのも良いと思う。

この映画、吹き替えで見始めたらめちゃくちゃ人気声優の声してきてびっくりしたが、そういえば当時そうやって売り出していた気がする。なぜ日本でさほど流行らなかったんでしょうね。

面白かったと思う。それほど好みでないだけで。

 

『ホットサマーナイツ』

今回もティモシーシャラメの吹き替えって入野自由くんなんですよね。オドオドした発声も良いけどダニエルが急に頭の良さを発揮する時の潜めた早口も相変わらず良い。

ハンターがどういう経緯でダニエルのことを認めたのかはわからないけど、二人のドラッグの上に成り立つ信頼は悪くない。マッケイラがダニエルのヤバいのをしっかり嗅ぎ取るところとか、「地元じゃ負け知らず」だった武勇伝聞いてるみたいでちょっと恥ずかしいけど、特有の気持ち良さみたいのはある。今回、ティモシーはパッとしないモサい余所者なので割とモサモサしているわけだけど、それこそ「君の名前で僕を呼んで」みたいに絶世の美少年みたいに見えてこないからすごい。

絵面もオールドアメリカって感じで、こういうのが嫌いな人っているのかな。当時のアメリカについて何も知らないけど、なんか憧れる気持ちはわかる。

ひと夏っていうのは切ない。

そんな短期間で恋も「商売」もそんなにうまく行くわけないので黙って地元一の不良であるハンターの妹と付き合うわ、販路は拡大するわ、そのハンターは彼女と妹の影響で真っ当に戻ろうとするわ、さらなる販路の拡大を狙って取引先の信用を損ねるわ。ティモシーシャラメが演じるダニエルはそれこそ、ハンターやマッケイラにとってはまさに台風のような少年で、残した爪痕は甚大だった。エイミーからしてみたら、本当お前ふざけんなよってなる気がするけど。

*1:ヤングアダルト作品だとのこと。