感想『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rule the Stage -track.5-』

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rule the Stage -track.5-

track.3よりだいぶふわふわしている。どうして簓や空却と仲違いすることになったのかの理由もふわふわとぼかされてるし、The Dirty Dawgが解散する理由も観てればわかるよう作られてる一方で主題ではないのでふわふわしている。

キャラ萌えの方向性はtrack.3から見るとより深くなっているかなと思う。というか、track.5はキャラクター同士の関係についての掘り下げもそこまで深くはないと思うし、重要な他者たり得る簓や空却や中王区はステージには不在なので、そういった不在なものに対しての一郎や左馬刻や乱数のアプローチを観るという点でキャラ萌えだなと思った。

なので、その三人に対しては考える余地があると思うが、寂雷先生が割と何にもない。たぶん、よつつじくんって子が寂雷先生にとっての大事な存在で、簓と空却を失って揺らいでいる一郎と左馬刻みたいな瞬間は、これからなのかなって思った。

D4は有馬さんの印象がとにかく強いなと思っていまキャスト表見たら時空院さんが来年からデザグラに参戦する後藤大さんでよろしくお願いしますという気持ちになった。個人的には利用する阿久根さんと利用されていてなお彼についてくるように言う谷ヶ崎さん、それに合流する二人という最後の始末の付け方が綺麗で好きだった。

一郎の年相応に幼い感じと左馬刻の素直な感じに反して、乱数のどう見てもなにか腹に何かある感じは言い方悪いが年の功という印象だった。

ヒプステというお芝居の中でのお芝居というか、観客に対して何か裏があることを隠さない感じの、過剰なまでの可愛らしさというか。多分The Dirty Dawgの中での乱数っていうのも、そうやって「小さくて可愛い乱数」であるからこそ許されてる部分があったと思うし、そういう求めに対してそうあろうとするというお芝居が、そういう求めに対してそうあろうとしてきた人のお芝居と重なって見えたな、と思う。

左馬刻、彼の左馬刻しか知らないので何ともなのだけど、アプローチとしてはあれで合ってるの?という疑問はどうしてもあり、後半になるにつれてだんだん気にならなくなっていて、もちろん私の慣れもあるだろうが、左馬刻が張る意地の変化なのかなとも思った。