今回から4次競演にかけてはONEBOYZのことしか感想書きません。なぜならとくべつ好きだからです……
いいですか、今日も贔屓目です。
今回本当に怒られそうだから、個人が感じ、想ったことを残しているすなわち感想という温かい目線でお願いしたいと思います。
4次競演とはつまり最終回の新曲ステージなので、まず3次競演のカバーステージについて書かなければならない。
なにせ今ロトゥキン内でのミュージカル流行が顕著*1で、どうにもみんな、ステージの華やかさ勝負になっており、カメラの使い方勝負になってるのだが。なんていうかこれはとっても言葉選びが難しいのだけど、今この状況下で観客がどこにいるのかというとカメラの向こうにいる。同じようなことを同じようにやるばっかりではつまらないけども、その場に誰もいない以上、どうしてもカメラをどう使うかどう見せるかに重心が偏るところはあると思う。ミュージカル化するステージの中で、よりグループとしての特色*2や、表現の幅の多様さを、あるいは表現したいことの心柱を、何れをカメラの向こうに見せていくのか。そういう話*3になってきた──と私は思っている。
- ONEUS
「ロミオとジュリエット」というロマンチックなテーマは、曲に関連してるとはいえ今まで誰もやってなかったし、oneusの品のある雰囲気とよく合っていた。私は好きです、何故ならそういう品ある感じのグループが好きだから。
コラボすると明かされてからノスの皆さんのことを勉強したので本当に表層しか知らないが、彼らが大人しく穏やかな性格っぽいと認識している。なので振る舞いも割と穏やかであり、そういうお行儀の良さみたいなのが滲み出てると勝手に思ってる。今回の「ロミオとジュリエット」という耽美な表現は私の一週間ばかりの勉強の結果得た彼らの印象っぽかったし、かつロマンスにオリジナリティ感じている。
そう、オリジナリティ。これだ、今必要なのは──。
目新しさで言ったら布を切り裂く演出なんていうのはやはり「おお」と感じるところがある。番組内流行であるミュージカルに則し、そういう目新しい演出をすることが出来たということは大いに評価に値するはずだ。
ただ人数がやはり少ないのでダンサーが多くなるとダンサーに干渉される。衣装の色かな……。
- TOO
- ONF
- PENTAGON
- VERIVERY
- THE BOYZ
あまりにも美しい。
ステージの上、カメラに映るところに彼ら自身しかいないという世界観もさることながら、ストーリーを表現するということを最小限にする潔さを感じた。
ストーリー性、テーマ性というものを重視しパフォーマンスをして来た彼らにとって、今のような各グループがストーリーを押し出してくるようになった状態は不利とは言わないまでも一つの手段を躊躇する理由にはなるだろうなと思っていたので、次はきっとシンプルなのかなと考えていた。まあ、シンプルという言葉にそぐうほど装飾を排した、とは言わないまでも、今まで*4の中でかなりシンプルだったのではないかと思う。ダンサーも直接映るような、視聴者の視界にはシルエットでしか存在しないわけだし。
花開くということを、小道具*5や衣装で美しく表現する。その儚さは今回出てるグループの中では割と彼ら向きの内容だったんじゃないかな。これまで番組内でHard Darkness Madnessっていう印象をうけるパフォーマンスも多かったし、ここに来てShow businessって感じの楽しいパフォーマンスも増えてきたけど、どれとも被らずにできたのでは? 彼らだけのパフォーマンスを追うんでも、Danger、REVEALと続けて見て飽きさせないかなとも思う。ファンを拗らせすぎて褒めbotみたいになっているが、仕方なくない?
Danger(ともすれば花郎も)から月にまつわる演出が組み込まれていたが、ここに来て曲も月光ということで王が月と共に現れましたね。残念ながら一位じゃなかったわけですが、ファンの心中では一位でしょう……。
願わくば、既存のファン層以外の方たちにもみとめていただけますように。