感想『風都探偵The STAGE』

風都探偵 The STAGE

め〜〜〜ちゃくちゃ楽しかった!

仮面ライダーW』のドラマを意識してる部分もありつつ、ちゃんと『風都探偵』の2.5次元としての表現が強いと感じた。特に翔太郎くんとフィリップくんでそれぞれアプローチが違う印象だった。和田さんの翔太郎くんは感覚的に翔太郎くんって感じで、木津くんのフィリップくんはもっと技巧的だと思う。

私は木津くんのファンなので、彼が菅田将暉の特徴や内山昂輝の表現を拾いつつ、しっくりくる形でフィリップくんを体現していたのがとても器用だなと思っている。かなり舞台映えする形で第一印象を損なわず強く表現されていて、器用であると同時に舞台という生の環境に適応しているのがさすがの上手さだった。和田さんは気障の方向がアンニュイな探偵という方向じゃなく、孤高の戦士の方が強い印象だった。和田さんが舞台という媒体にかなり特化した翔太郎くんである分、木津くんのフィリップくんが「翔太郎くんのパブリックイメージ」と和田さんの表現の間を取り持っている感じがして良い。とは言いつつも、和田さんの翔太郎くんもとても好きで、とにかく主人公っぽい全体の流れを引っ張る印象があって、こういうところがかなり舞台特化だと思う。

亜希ちゃんは生駒ちゃんの生来の雰囲気故かちょっと柔らかくふんわりしたイメージになっていてかなり万人ウケするんじゃないかなと思った。照井竜役上野さんとの身長差が可愛くって良かった。照井は自身の呪いはもう本編で溶けていることを踏まえてか、割とスッとした雰囲気というか、色々考えてはいるけど抑え込んでいてというよりは、一つのものことを考えてそれに邁進という感じがした。

ときめはグッドバイの時に拝見した時と本当に同じ人なのかなという感じで、色香の表現も付いてる演出もバランスが良くて、アニメのときめの持つ夢小説の主人公感があんまりなくてとても見やすかった。風都のヤバい女という感じがする。

当たり前だが、前半で観た時よりも後半で観た時の方が良くなっていて、より演者らしくキャラクターが馴染んでいる感じが全体的にあるのが感じられてすごく良かった。

全体的にスッキリまとまっていてダレることもなく流石の作りという感じだし、バイクや能力の表現などはファイナルステージよりも自由度が高い分カットせずに取り入れていて楽しい。もっと大きな劇場(Gロとか)でやって欲しい気持ちもありつつ、これくらいの規模感だからこその舞台っぽさもあると思う。

『風都探偵』は面白いと思うが、前述の通りときめという設定に対してそこそこ苦手意識があったので、割と今回の話の運びの中でときめに注目するばかりの演出じゃないのが見やすくて楽しめたと思う。2.5次元舞台らしく、男女間の感情と相棒間の感情のバランスがちょうど良かった。

 
 
 
 
 
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