前回エントリからの進化→ONEUSを勉強し、顔と名前が一致するようになった。
今回はどんなオタクでもやっぱり結局推しが一番刺さる、そういう話になってる。
三次競演のコラボステージが出揃ったので感想投稿です。まだ先輩のカバーは全員やってないので、コラボだけに絞った感想。
ここまで来ると本当に誰がいなくなっても辛いし、Kingdomやる必要あります?ってずっと言ってる。ずっと7グループで切磋琢磨してる番組でよくない?
そんでゴルチャが脱落してしまって、私はロトゥキンで初めて彼らを見たと言っても過言ではないがもう辛くて泣いてしまった。
そんな中、三次競演は無慈悲にもはじまったので感想を残すけれど、まずはコラボステージだけです。今日もたくさんの贔屓目と共にお送りします。
- VERIVERY × TOO
とても格好良かった!
二十人近くなる人数を最大に活かした選曲だと思ったし、こういうサバイバルの番組でBTSやEXOやBIGBANGのようなカバー元が「包容力」より「パンチ力」みたいな先輩の曲を選んでくる攻めた姿勢も格好良いと思う。
何せここまでくると合計人数が多いからカメラをどこに向けても人を配置することができる。フォーメーションをしっかり組んで全員で一斉に踊るのも非常に良く、練習量を慮るばかりである。
カメラワークが曲の盛り上がりに合わせてだんだん単調になってしまうように感じた。あとは歌声が前述の通り澄んでいるので強い印象にならないのが惜しかった。Not todayもよかったんじゃない?見てみたい。
- PENTAGON × ONF
筋肉に共鳴するところが面白すぎる。
ロマンティックなホラーという感じで、前回のベリベリさんのステージとは印象の違うホラーだったかな。
もはや自分たちの曲にしてしまえる、そういう技術をグループ内で持ち、それを打ち出していけるのは強みだなと思う。
私が今まで好きになったグループやアーティストとは、どうしてもキラキラ系なのでこういうハードさ、ダークさとか、抑圧された表現をあまりしてくる人たちではなかった。なのでペンタがハードさを、オネノプがダークさを前面にステージを構成するたびに新鮮な気持ちで見ることが出来るなと思う。一位おめでとう!
バックダンサーさんメインの時間が長かったかな。あと、衣装がみんな一緒だから初心者はあわわわとなりました。
- THE BOYZ × ONEUS
まず顔合わせのモジモジした感じがとても良かったし、そこで班長が前向きにニコニコ仕切ってるのも良かった。ONEUS勉強中だから顔と名前と、だんだん性格もわかってきてて最高のコラボ。
なのでめちゃくちゃ贔屓目です。
これはもうミュージカルです。
夢のために歩き出し、オーディションを経て、ステージに立つ。そうやってやって来たであろう全てのアイドルや、全てのスターへのリスペクトで成り立つステージだった。
きっとあまり練習時間も取れない中だったのかもしれない。これまでのステージに比べると確実に、ストーリーに労力を振る割合が高く作られていた*1。でも今まで散々ねっとりとしたインパクトの強いパフォーマンスをして来たところから、メッセージ性を強く打ち出すという展開は新しかったろう。冒険だったと思う。でも同じことの繰り返しを選ばなかったとも言えるでしょう。まあわたしはファンなのでね。歌を聴かせる系だったのも良かったと思う。上手いので……。
私は、とてもとても感動しました。
ステージの上の演出されたアイドルしか知らない私たちには見えないものを、こうしてストーリーとして表現されればそれはもうどうしたって泣いてしまうだろうと思う。客席からでは不可視の苦難は、普遍的にアイドルの前に横たわっている。
花道をみんなで歩いてくるところとかとても良かった。ここまでに、それぞれのメンバーにそれぞれのストーリーがあって、一つのチームとして最後キラキラのステージでパフォーマンスし、ファンへの感謝と全てのグループへの肯定でエンディングを迎える。
なにより2つのグループが合同でやるからこそ、掛け声や参加したグループ名を背負うことに実感がこもっている。これは「アイドルのステージ」なのだ。
誰かと誰かが同じステージに、同じ曲のために立つ。そのことの意味を主張するパフォーマンスだった。
そして
『THE SHOW MUST GO ON』
息を切らせたレイブンとソヌが肩を叩き合い、抱きしめ合い、ソヌが背中を押してレイブンがステージに飛び出していく。どんなに辛くても、どんなに苦しくても、お互いを支え合い、アイドルはステージに上がる。だって幕は上がるから。ショーは続けなければいけない*2から。
選曲から何からONEBOYZ*3最高でした。また一緒に仕事しませんか?
やはり、わかりやすい「強さ」とかがウケるのだろうけど、やっぱり悔しいね。そしてやはりおたくたちは推してるグループのお出しするものが刺さるんですよね。合致出来なければおたくはできない*4んですよというのを深く感じる。ねえYou must go on*5だよ、これからも。
ショーが不自由なくできる世の中がまた来たら、ONEBOYZまた一緒に仕事しませんか。
次回からいよいよしんどいので、ONEBOYZだけ感想書くかもしれない。私の精神衛生のためにね。