サニーサイドアップフォーチュン

映画、特撮、演劇、ダンスボーカルグループ

かつて見た夢日記

noteを辞めた。理由としてはいろいろあるが、結果として休眠アカウントでしかない現状を打破したいと思ったのが大きい。

使っていた時分にはほとんど夢日記と化していた。最近は夢を見ていたとしても書くこともなくなっていたのでそれもどうかという感じではあるが。

なので夢日記だけ移行させる。

 

 

2019/03/04

私は9歳だった。9歳の私は7歳になる妹と遊んでいた。それは日曜の夜で、妹は私に尋ねた。

「昨日の晩御飯、なんだっけ」

私は覚えていなかったので、その旨を伝えた。私はそう話しながら気づく。昨日の晩御飯どころか、17時以降の記憶がすっぽり抜け落ちている。

私は時計を見る。ちょうど17時を過ぎたところだった。私は、走るような足音が近づいてくるのを聞いている。

扉を勢いよく開けて入ってきた父が、私を問い詰める。私は昨日の夕方から姿が見えず、今になって話し声を聞きつけた父が慌てて私たち姉妹の遊ぶ部屋にやってきたのだという。私はことの重大さを全く分かっておらず、へらへら笑って焦る父を見上げていたが、父はそれにカッとなったのか声を荒げて私の両肩を掴みゆすった。横合いからにゅっと伸びてきた腕がそれを制止し、母がそのまま私と父の間に割り込んだ。

私は徐々に気味悪さに気付き始める。ちょうど一日分の記憶がすっぽり無い。私はそれを両親に言う。体が震えている。私は形を確かめるように震える手で私の顔に触り、それから手を見る。異様に小さい。私は今いくつになった? 9つ。そんなわけあるか。一昨日飲んだお酒のことを唐突に思い出す。9つのわけがあるか。

両親は黙り込んだ私を見下ろしている。私が何か口走ったのか、それとも丸一日分の空白ゆえか、私を見下ろす両親の目は冷たい。私は思わず視線を外し、うろたえる。妹が何も言わないので、何か言ってくれと思わず見つめた。

向かいに座る妹だけが、意味が分からないのかぼんやりとしていた。

私はそこで、目を開けた。

 

2019/03/08

朽ち果てた遺跡みたいなところだった。

煌々と、太陽の光を浴びて輝くステンドグラスが20メートルくらいの高さまで伸びていて、ぼろぼろでツタが這う暗い遺跡の中を照らしている。私はそれを暗がりから眺めている。

遺跡は怖いくらい暗いのだけれど、そのステンドグラスの光が届く場所は色とりどりで美しく、ぼろぼろの石造りの遺跡をなんだか高尚なものに見せてくれている。

私はちょうどステンドグラスの光が届かない、暗がりの壁際に座り込んであたりをぼんやりと眺めている。眺めている、というのもただぼんやり座ってステンドグラスの方を向いて目を開けているだけであり、何を見ているでも何をしているでもないので、まったく正確ではない。私は体育座りをして、ただそこにいる。

ねえ、と話しかけられる。首ごと動かして見上げると、長くてきれいな髪の、白いキャミソールワンピースを着た少女が私を見下ろしている。知らない子だ。でも知っている子の気もする。小学校の時に同級生だったのではないだろうか、わからないけど。

彼女が何か言うが、何を言っているのか私にはわからない。形の良い唇が動く。世が世なら美少女と言って過言ではなかったのだろう。今、彼女に世界が追い付いていないだけだ。「×××××」そう言って彼女は笑う。

私を置いてステンドグラスの方へ走り出した彼女を、私は目で追う。光の中で彼女がステップを踏む。はだしの指がぼろぼろの遺跡で傷まなければいいと思う。

嘘みたいな夢だと私は思う。私の世界には音がなかった。

それでも彼女が私に「ねえ」といった事実はなくならないのだ、と自信を持つ。

目を開けたら中途半端に開いたカーテンから日光が差し込んでていやに明るかった。

 

2019/03/11

たぶん今回は完全にRPGの世界だった。というか、ほぼ垂直な壁やレールの上をスライダーしていたので、キングダムハーツ3だった。

私は丸腰だった。たぶん丸腰だった。坂みたいになっているところを走っている。途中、道が途切れているものの壊れかけたレールがあったので、それをスライダーして逃げたりしていた。
結構な速度だったので私を追いかけているゴーレムを振り切れたはずだと振り返る。ゴーレムは転がるようにして追いかけて来ていた。焦る。

私がいるところは、先ほどよりも急坂になっている。下からゴーレムに追いかけられて必死に逃げる私にもパーティーメンバーがいて、ゴーレムに対する恐怖に震える私の腕をパーティーメンバーたる竹○涼真が引っ張って急かす。

坂はどんどん急になって行く。最後はもう崖だった。私と竹内○真は崖をキングダムハーツ的に登って行く。崖を登りきった先には小さい穴しかないのでゴーレムは入ってこれない。私たちは丸腰でゴーレムを倒すことはできないので、その穴をくぐった先の建物で一息つく。

でも私は○内涼真が私を裏切っていることを知っている。しゃがみこんでゼェゼェ息をする私は、少し離れたところで息を整える竹内涼○を見上げる。気まずそうに目線を外される。二言三言会話するものの、起きた私はこの会話を覚えていない。
竹内○真が先を指差す。確か道があるとかそんな話だった。けれど穴の向こうでは追いかけてきたゴーレムが吼えている。言う通り行くしかない。彼が私を裏切っていても従うしかない。

扉を通ると工事現場のような階段があり、私はそこを駆け下りる。雑魚敵が沢山いる。真ん中には女怪人がいて、世界観が急に東映になったことに動揺しつつやっぱり私は丸腰で息を飲んだところで目が覚めた。

 

2019/03/14

私はテレビでYouTubeか番組を見ている。多分再放送なのだがそこはよくわからない。

季節は多分夏。私はとても薄着でうちわで顔を扇いでいた。もしかしたら、昼間だったかもしれない。

内容と構成はちょうど、アメトークとMステの中間の番組というか、一番近い存在はHEY!HEY!HEY!のような気がする。私はそれをブラウン管のテレビなのか、古いmacだかで見ているのだけど、アメトークっぽいテロップで次にパフォーマンスする人たちの紹介が流れる。それが『仮面ライダーW』の時代の桐山漣菅田将暉である。
(思うのだが、日常的に平成仮面ライダー二期を見過ぎて、夢に登場しちゃうのかもしれない)

歌う曲はどうやらWの挿入歌みたいな感じなのだが、どう見ても(聴いても?)『Still Still Still』なので私は何か違和感を覚えつつ、「しかしこの時代にダブルの曲とはこれいかに」と思っていた。尖ってるな、と考えていた。
とりあえずそれを観ながらもネットサーフィンを続けていて、これからリリースされる架空のソシャゲのキャラ表を見ながら「19歳美少女将校」というボブヘアのキャラクターに「いやそれは無理あるだろー」と言う夢だった。

 

2019/04/15

高校生くらいか、中学生か、その私が家族と一緒に祖父の家にいた。祖父も若く、私は幼かった。
私は居間でだらんとしていて、母が私の背を撫でている。
意識は鮮明であるが体が動かない。顔は熱く、家族は心配そうにしている。
どうやら風邪をひいているらしい。

私は体の動かなさだけを感じていて、意識の明朗さを持て余している。(と言っても夢なので程度は知れているだが)

母が台所に私のおかゆを温めるために立ち、父が氷枕を支度してくれるという。
私は立ち上がろうとするがやたら体が重く、祖父に怒られながらノロノロと台所に行こうとして、そのまま倒れた。

 

2019/04/19

もう随分昔の、生まれ育った街だった。

私は新入社員の頃よく着ていたグレーのスーツを着ていて、大学の時よく使っていた派手なバックパックを背負っていた。

今はもうなくなってしまった建物の中の、ケンタッキーフライドチキンで私は昼食を摂っている。時間は16時頃で、何か使命を帯びてオフィスから出てきて作戦を立てていた。
何か書類を取りに行かなければならない。取りに出るのは誰でも良いが、オフィスの中で最も社歴の浅い私が行くことになった。私は食事がてら、書類を取りに行くのだ。そのためにどこへ行くのかわからないが。

私がケンタッキーを出て、建物のフードコートのようなエリアからも出ると、日は暮れかかっていた。私は目の前の横断歩道を渡る。向かいから昔の上司と、昔の隣の部の上司が歩いてきている。二人に連れられるような形で近くのカレー屋に連れて行かれるが、私は書類のことを二人に言うことが出来ず、カレー屋から逃げ出る。
確か契約か何かで他言を禁止されているのだったと思う。

オフィスに戻る。どこかで手に入れたらしい書類を処理していたら、外回りのおじさんがとてもイライラしながら帰ってくる。後ろに座っていた先輩が「どうしました?」と尋ねると、おじさんは怒りを抑えた声で私の失敗でお客さんに迷惑をかけたこと、おじさんのおかげで大ごとには至らなかったこと、私を教育しろと怒ってることを話し始め、私はその不穏な空気を察した時点でおじさんたちの会話の近くに控えている。
私はその外回りのおじさんが昔から苦手で、昔確かに世話になった人ではあるのだけど、その時から今に至るまで大変恐ろしく、関わらなくていいのであれば関わりたくない。
何か怒られているはずなのに、生物としておじさんに対して感じている恐怖を隠すのに必死で、なにを怒られているのか最後まで理解できなかった。

最悪の夢見。

 

2019/07/29

虎をもらってくることになっていた。
それも別に産まれたてとかそういうわけでもなく普通に成獣、なんならめちゃくちゃ大きい子だ。

私は中学卒業するか、したかくらいの年齢で「虎がうちに来るんだ、ふーん」くらいに思っていた。私のつてではなく、きょうだいの友人だか、先生だかから譲ってもらう話になっていた。

きょうだいは家を出発して引き取りに行って、まっすぐ帰ってきた。
本当に連れて帰ってきた虎がでかいし、きょうだいの脇に控えて行儀よくしてるのがとても恐ろしく、私は実家の玄関で彼らを出迎えて固まっていた。
きょうだいの掌が虎の背を撫でて、何か喋ったと思うのだけど、なんと言ったかまではわからない。
結局、その虎は実家の、本当に少しだけある庭で飼われることになった。

 

2019/08/06

黒っぽい猫みたいな生き物が私のベッドの上で横たわっている。時折目を開けてこちらを見てか細い声で鳴こうとはするけれど、もうさほど長くないのか震えているように見えるだけだった。

私は柔らかい毛布を体の下に敷いてやり、暖かく蒸したタオルで体を拭ってやった。声をかけてももう鳴けない代わりに、ゆっくりと瞬きをしている。

ベッドにいる私たちから離れて立っている男の人が、何かを言うけれど、私は彼を一瞥しただけで無視して、猫みたいなその黒い生き物を何度も撫で、何度も声をかけていた。

涙は出ないがこの猫は死ぬのだと私には分かっていて、夢十夜だと思った。

 

2019/08/07

旅に出る準備をしている。

私は自分の部屋の服を取り出して、廊下に広げたそれほど大きくないトランクに詰めている。隣室の友人が同じように洋服を準備して、もう半分のトランクに詰めている。

廊下の端でぼうっとそれを見下ろしている黒い影がいる。

私たちは荷造りを続ける。

 

2019/08/15

私はメシマズ属性で家事がものすごい下手なのだけど、掃除して洗濯して家にあるもので必死に夕飯作って、全部もうほとんど終わったってところで一日中遊んで帰ってきた家人に全てダメ出しされて怒られてやる気を折られてそのまま台所でしくしく泣く夢を見たのだけどあまりにも悲しくて起きたら大号泣していた。

 

2019/08/24

私は高級住宅街の中をうろうろ散歩してる。連れがいる。友人であると思うが、顔は定かではない。あの子だったようにも思うし、あいつの気もする。
ともかく、私たちは木塀の家々が並ぶ街並みをうろうろと歩いて、走って、歩いている。もしかしたら散歩ではなく何かから逃げていたのかもしれない。それくらい落ち着きがない。
私たちはその街の中でも一等古い家屋に目をつける。
よくロケ地として使われているその日本家屋は、あたりの家々よりも一段とボロボロで、塀なんかも割れている。穴の空いた木塀から雑草をかき分けて庭に侵入する。やましいことをしていると自覚しているが、外に出ることは選べなかった。
入ると雑草の向こうにおでん屋さんみたいな屋台がある。そんでその前で小栗旬銀魂の映画を撮影してた。なんと私はロケに侵入したんだと悟って目が覚めた。

 

2019/08/27

私は多分5つくらいの子どもだった。
夕方の公園で一人で遊んでいる。公園へと続く道の一本はもう日暮れだからか木々の影になって真っ暗だ。その暗闇からリボルバーオセロットみたいなおじいちゃんが出てきて、私は彼としっかり目が合うとダッシュして逃げた。始末されると思った。

私は高台の草むらの影からおじいちゃんを見下ろしている。その反対側からスタイリッシュなおばあちゃんがやって来てとある考古学者についての資料と体組織をおじいちゃんに渡した。ずいぶん離れているのに会話がよく聞こえる。

いつのまにか私が隠れている草むらの、隣に置いてあるベンチに同じおじいちゃんがいて、私は後ずさるけどおばあちゃんは気にした様子なく、高台までの階段を優雅に登って来てそのおじいちゃんにも同じだけど別のものを渡していて、私はそれを逃げ惑いながらバッチリ目撃した。

二人は時折私を見るけど、何もないかのように無視している。

 

2019/09/17

誰ががいなくなってしまったのだけど序盤私はそれをいなくなった男の母として、男がいなくなったことに対して惜しむメッセージゆながしうっける人だかりの後ろにいる 駅の構内のよう
オタクっぽいパッとしないチェックシャツの男が3人 その横に女性で道着のような服を着ているが片方だけ銀色のハイヒール 御笑い芸人が変な服装とポーズでその動画を見ている
女性がおもむろに電話の子機を取り出して電話しようとして子機だから不通 焦ったのか子機を両手で握り「お兄ちゃん」と一声、母親はびくとして彼女は走り去る
市場の奥の方にある精肉店で働いている男はそのおしむ動画を見てそんなこともあったと思いながら店に戻る おいた母親が一人で切り盛りしていることに気づいて男はかけよって着替えて店頭に立つ
先ほどの女性がお肉を買いに来る 壁際の男性が大きなソーセージを買ったので息子は袋に入れて手渡した 彼女は息を切らせながら店のラインナップを確認してベーコンを買う
その後みすぼらしいヒゲのおじさんが肉を買っては私に渡す 初めは三十グラムのなんの肉が分からんやつ 次は壁際の男性のソーセージ 私は束になったベーコンとその他の肉の重さに耐えかねて床に落とす
満足げに猿男に詰め寄ると男は一人の体ではないんだからしっかり食べろと私にいう
私はカッとなって少し離れたところにあるテーブルゼットに座らせて詰問する バレたらどうする 私はお兄ちゃんにそれを言ってない
私は店を振り向くが老女と男が切り盛りしてるにすぎない

夜中に飛び起きてすぐメモした内容なのでとても読みづらい。

 

2020/02/06

明るい劇場にいた。
私は何かを一人で観に来ていて、そしてまだ幕が上がる前の明るい席に早々と座っている。私の右隣は空いていて、その向こうに一人座っている。空いている席の一つ後ろの席に座っているメガネの女性と、私の右二つ隣のワンピースの女性はTwitterで繋がってるらしく、会話をしている。私たちはちょうどまんなかの通路の前の席に座っている。多分北千住の、あそこ。

幕間、私は彼女らに話しかけられ、他愛もない話をする。出演者が若すぎるから青田買いをしに来た気分だとメガネの女性が言って、笑った。
私たちは終演後、一緒に劇場を出た。紫っぽい内装の建物の中を三人で歩く。迷路みたいに衝立が巡らされ、その合間合間にテナントがあった。メガネの彼女が「近道だから」と非常口から外に出たので、私もそれに倣った。外に出ると日は暮れていて、真っ暗で、人通りもないがタクシーだけが通る。繁華街から一本入った場所のようだった。私は彼女たちと観た舞台の感想を述べ合っていた。

 

2020/03/15

自室にいた。
裁ち鋏を持っていて私はまず左側の髪の毛を一房手にとって切った。そこだけ短くなった髪を見て全て切り揃えないといけないと思った。
私は一房の髪をとりあえずベッドの上に置いて、今度は右側の髪を切った。右と左の長さがバラバラだった。
部屋に入ってきたきょうだいが、その髪は寄付するのかと訊いてきた。

 

2020/04/30

美術館のような場所だった。暗く狭い廊下からふた部屋入口が並んでいて、その中はとても高いガラスの天井と、壁の高いところまでまばらに展示された絵があるだけのがらんどうの空間だった。
廊下から見て右側の部屋に入ると、一緒にそこに来ている彼女の父親が入った宝箱があって、私たちはクイズに正解しないと彼を連れ出すことはできないんだけど、なかなかうまくいかない。
私はズルを彼女に提案して、扉が閉まる前に一度外に出た。
左側の部屋にも同じように、私の父が入った宝箱があって、まあ夢なので全然知らない人が入っているのだけど、私たちはうまくやって彼を連れ出すことに成功する。
だんだん萎んでいく部屋から廊下に飛び出して、また右側の部屋に飛び込んだところで目が覚めた。