夜明けの星を待ってる

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感想『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rule the Stage -track.3-』

ヒプノシスマイク偏差値が限りなく低いオタクが書いてますが面白いことは一つもないのでご容赦ください。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rule the Stage -track.3-

大昔に横浜と渋谷の一曲目(という表現が正しいかはわからない)をちょっと聞いたことあるくらいの感じなので、本当に初心者*1が初めてヒプノシスマイクに触れたんだなと思って読んでください。

 

内容とか

舞台としてのストーリーラインはそんなに複雑じゃない。初心者にも知っているルールに則っており、つまりマイクとリリックが兵器と戦争の代わりであるという知識があればバトルシーンに入ったこともわかるし楽しく見れると思った。あと一応最初に世界観説明をしてくれるが、私が観た配信*2画面では全然説明の字幕を映してくれないので初心者は気をつけよう。私のように無謀な人間でない限りtrack3から観たりしないとは思うけど。

で、その説明が男性は中王区の外で……という私でも聞いたことのある内容なのだけど、実際の作劇にそれが重要に作用している感じはあんまりなく、性差と社会構造の話を観ている間に考え込まなくて済む塩梅で助かった。観ている間、正直この設定に関しては意義などを感じなかったので。このさらっと流す感じが初心者に優しくない受けとられる可能性もありそうだけど、今回の話を追っている分には特に問題ない。

マイクの機能によってバトルが成立するのであれば脳量子波(これはガンダム00)のような仕組みになっているのかと思っていたけど、どうやら結構物理的に効いてるっぽかった。この「ヒプノシスマイク」という仕組みは本当に面白いなと思う。近いのはスーパーヒーローものの変身バンクみたいな、お約束の中で発生するダメージという感じだろうか。身体的な接触も発生しにくいけど戦闘シーンとして成立するので意外とコロナ禍向きなのかもしれない。マイクがそれぞれデザインが違うの可愛い。

「糸の会」という新興宗教の話でなんか妙にタイムリーになってしまったことはさておき、高校生3人組を二つに分けることで簓の自己投影であるとか、空却が大事にしてることとかちゃんと伝わってきて良かった。全然キャラクターを知らない初心者的に助かった。

あと全体的に景気が良い。作り込まれたセットがデカい…みたいな印象よりは*3、多用されるスクリーンもLEDパネルも豪華だし、照明もすごいし、途中全く話に関係ないガジェットが出てきて引っ込んでいったのもマジで全く意味を感じないコストだったし、LEDついた衣装もなんか楽しい。こういう景気の良さはそれだけで良いところだなと思う。結構しっかりパフォーマンスがあった上で話が進んでいくのでミュージカルみたいな感じで面白い。

最初に出てきた方(Toyotakaさんと言う方らしい)があまりになんでもできるのですごいなと思った。この方だけではないが、とにかく周りを固めている人たちの技術が素晴らしく、2.5でなかなかお目にかかれるものではないと思うので驚いた。全然関係ないがマウスの下方にマウスガードがついてる工夫が面白かった。

役名のあるなしに関わらず、人を演者を真剣に選んで上演している様子があり、こだわりを感じる。

 

どついたれ本舗

簓、思ってたより遥かに良かった。薄目で出てきた時はどうなることかと思ったけど、高い音が一気に響く声質とか、芝居がかった動きとか意外とキャラクターの雰囲気に似合っていると思った。本家を知らないのであくまで見た目の印象をもってしての感想ですが。調べたら他二人は大阪出身だったからイントネーションは本当に大変だったろうなと思う。

簓だけ盧笙に思いが残りまくっているのかと思ったら、最後に盧笙もまだ思うところがあるってなったのも良かった。こんな関係はいくらあっても良い。簓は盧笙のことを相方として想定するときはとにかく切なそうでそれを投影して高校生たちにも優しくしているが、結局はそれが盧笙の教え子でなければ世話を焼くこともしなかったんじゃないかとすら思う。で、それが一歩通行というか、盧笙から見てどうなのかというのは特に描かないのかなと思ったら最後に入ってくるにくい演出。盧笙にも彼自身の問題があるみたいだけど、なんかそういうかけ違いで二人の道が分たれたんだろうなと気が気でない。盧笙役の人どっかで見た……と思ったらエーステに出ていた。盧笙は不器用だけど必死な感じが可愛いですね。生徒に好かれてたし、生徒のために奔走してたし良い先生なんだろうな、そうなるとまた簓と盧笙が同じコンビに戻ることはないのかと思って切なくなるけど、同じチームとしてまた別の手段で隣に立つんだね。

単純に仲良しのオオサカ可愛かった。個室の居酒屋行ったり家で飲み会やるなりして欲しい。零おじさんが腹に色々抱えてるのはわかるんだけど、二人の保護者役に見えて仕方ない。ゆったり構えてるタイプの演出かと思ったらかなり踊るし声いいし、なんならミスサイゴンに出演されているしでとにかくかっこよかった。あとなんかヘテロクロミアだし、一郎って言ってたから池袋の兄弟さんに血縁関係あるんだろうなと思った。お父さんとかですかね。

 

Bad Ass Temple

空却めちゃくちゃ良かった。空却がどういうキャラクターなのか全然知らないが、当て書きかと思うほどの演者とキャラの一体感があって、こう動くんだろうしこう煽るんだろうと納得できる、つよい説得力があった。ラップも本当にうまい。個人的には本当は流れるような表現の方が好きなのだが、空却はそういう風にしないだろうということがわかるしとにかく素人目にもうまいと思った。キャラクターとしても良くて、自分の範囲の内側の人に対してかなりの愛着を持った上で接しているというのが、短気で暴力的な面と表裏一体というのが良い。空却なんか可愛いので焼肉とか食べさせてあげたい。

十四は弱々しい性格なのかなと思ったら他人の前で強がってる?演技してる感じで、獄おじさんは零おじさんよりさらにパパポジションでさらにご家族感が強い。暴走列車たる空却に引き摺られるみたいにしてチームが回ってるのかなと思ったら可愛かった。そもそも、獄おじさんめちゃくちゃ常識人だったから「ヒプノシスマイクってこういう人いるんだ!」と思った。法律家が思いの外真っ当な感覚で仕事をしていると思うと、このチーム本当は結構まともなんじゃないかと感じてきた。

可愛い十四も保護者な獄おじさんも良かったんだけど、空却がもう素晴らしすぎて……。

 

総括

無知オタクでも楽しく観れた。最初と最後に一郎くんとサマトキ様の話が出てくるのだけ全然わからなくて、とりあえず友人に解説してもらったところ、らむだちゃんの策略によりコンビ解散みたいなことだと教わりました。可愛い顔してやることやってますね。

次は安井さんのファンの友人と一緒に安井さんが出てるやつを観たいなと思います。

*1:キャラの読み方がわからないと思ってキャスト表開いたらふりがなが個人プロフィールに行かないと無くて泣いた。

*2:私はU-NEXTユーザー。

*3:とはいうものの、セットは普通にデカいが。