サニーサイドアップフォーチュン

映画、特撮、演劇、ダンスボーカルグループ

記録『BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE〜』

9と9が9を迎えし時、識なる底、脈動せし
そして始まりの封が切れし時、雷のごとき声音が響かん
我ら来たれり

  『ファイナルファンタジー零式』より

これまでのお話

何故かBOTに大ハマりし一生懸命に小説を読んでいることでお馴染み私なのだけど、まだ五巻も読み終わっていない中で最終目標であるライブの『BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE』に参加してきた。

セトリであるとかレポであるとかは、詳細に残している人たちや記事を確認するといいと思うので、私は普通に感想と日記として書こうと思う。

そもそもとして、なんかやたらとBATTLE OF TOKYOの話をしているな、と読者の皆様は思ったり思わなかったりだと思うが、きっかけはノベライズ本を買ってもらったことにある。今この時代にここまで真っ直ぐに異能がインフレしたバトルが存在するのかといたく感動し、そのあとはもう自主的に触れ始めた。しかもわざわざ書店で紙の本を買っている。本棚に並べたいからだ。

 

BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE

セットリスト確認に閲覧しました。

ずっと楽しかったので書くとしたら「ずっと楽しかったです!」なのだけど、そんなことは期待されていないということはわかるので、思い出深いところから順番に振り返ることにする。

あと曲名などはわからない時は素直に検索するなどしました。

 

24WORLD

この直前に『超東京音頭』というお祭り感溢れる曲が流れていたので、その後にこの曲が始まると「ライブが始まった」感が強く、盛り上がる。

ステージ構成がLDHコンテンツでしか存在しない形をしていて、真ん中にメインステージ、その上にモニター4面、花道、外周、四つ角に小さいステージで、例えば真ん中のステージを見ている時にモニターも目に入るとか(セーターステージを双眼鏡で見ている時、そこからちょっと目を外すとすぐモニターがあるとか)、多くの場合に花道や外周に誰かしらいるとかが新鮮で驚いた。

ライティングも「ステージから客席」というよりは「地面から天井」という感じで派手で楽しい。

Beautiful Liar

オープニングに相応しい曲とパフォーマンスだと思う。

王道で真っ直ぐボーイズグループな印象を受ける楽曲であり、爽やかだけど振りとか全体的な印象は強くてよかった。

HABANERO

一回聴くとずっと残り続けるなとMV解禁時から思っていたのだけど、やっぱり中毒性があって良い。気づくと欲しくなって再生してしまう。

JUSTICE IS BLIND

自分らの座席位置的に、開始しばらくは後ろ姿になってしまっていたんだけど、途中でフォーメーションを崩して正面を入れ替えるのがすごいカッコよかった。真正面から見たかった。

RICH&BAD

直前にある「ブルーシールド」コーナーからの流れで小芝居が挟まり、曲が始まるのが良い。強キャラ感。普段のサイフィのみんなはこんなに陽気だったのに…。

VIVA LA EVOLUCION

全編通してみんなフラッグを振りまくっているんだけど、この曲はなんだか客も踊ってるな、という感じで楽しかった。あとバリの皆さんはアクロバットが多くてすごいなと思った。

PERFECT MAGIC

正直言うとファンタは本当に可愛いわけですが、この曲も可愛いし、そもそもそういう可愛い曲で可愛く振る舞うことにためらいがなさそうなメンバーが多々いるのが素晴らしいと思う。ファンタの肌馴染みの良さ、曲の雰囲気や衣装も大事にして欲しいし、彼らがいることで獲得できる層があるのは確かだと思う。

MIX IT UP

キラキラした衣装が可愛いファンタが待機してる後ろから、真っ赤な特攻服で迫り上がってくるランペの治安がすごいことになっててカッコよかった。

SHOCK THE WORLD

この曲は花道の小型ステージでパフォーマンスする時間がしっかりめにあって、遠い席で眺めている身としては近くで見れて嬉しかった。

SHOOT IT OUT

フォーメーションがめちゃくちゃかっこいい。人数差がかなりある中でこの曲はvs感も強いし、ぶつかり合っているなかで先輩グループの強さも後輩グループの勢いも感じる良い曲だと思う。

Maybe in Love

私はBOT新規のためBOT楽曲とシングル表題曲の予習はしていたし、そもそもBOTでこういう可愛くストレートなバラードが披露されると思ってなくてびっくりした。若いうちにこういうのはどんどんやってほしい。

Can't Say Goodbye

聴けると思ってなくて嬉しかった。かなり初期段階のランペ勉強時に勧められた曲で思い出深い。良い曲だなと改めて思った。

こういう時に選出されるのがジェネとファンタなのがロイヤルの解釈一致と思う。ピアノ弾いてるのがまた良い。

超曼谷

一身上の都合でタイに親近感があることは今回特に全く有利に働くことはなかったが、それはそれとして楽しいコーナーだった。

ここはもう完全にお祭りだと思うし、グループ入り乱れて展開されるパーティという印象。詳しいとかそうじゃないとかとりあえず置いておいて、楽しむべき時間と思った。

PERFORMER BATTLE

すごくよかった。すごく面白かった。

良いパフォーマンスとして評価を得るというのは色んな側面があると思っていて、例えばファンサが手厚いとか、メンバー間のフォローであるとか、目端が利くことや、観客に対して還元されることによる評価も存在している。でもこのコーナーでは見ている観客の判断基準が自分たちへの還元ではなく、また演出やコンセプトとその表現でもなく、身体と技術のみになっているのがとても面白い。

半裸であることに有り難みは特にないのだけど、タンクトップ破り武知海青を見ることが出来たのは、ディズニーランドでミッキーを見るのと同じくらいの楽しさがあるし、セクシーかどうかと言われるとスカーを倒したシンバの遠吠えみたいな感じだったというような印象だった。あと最近好きグルも脱ぎたがる(鍛えてるから)側面があるが、こっちはもはや脱いでおり、やはり仕上がっている体は見せたいものなんだなと思った。なんかみんな脱いでいたので……。

Choo Choo train

この私(初心者)ですら知っているような曲をやってくれる楽しさ。

こういう曲の、全員で踊り全員が知っているという楽しさはかけがえがない。

Fandango

私はU-NEXT月額会員で、見放題配信されているライブのなかにLDH系列もあり、それで見て好きな曲だったので今回セトリにあって嬉しかった。

 

小話

・本物のフェルトにテンション爆上がり。あのサイズ(1メートルくらいありそうなものをよく見たので)のものを作るにしても発注するにしても結構大変そうだし、みんな器用ですごい。

・やはりLDHのコンサートと言えばフラッグでしょう。私もフラッグを振りたいということで購入するも、カフェへ移動する道すがら(15分)の間で紛失して再購入する羽目になった。この日、この週は基本的に不運続きみたいなところがあり、何か大きいやらかしをするのではないかとフラッグを失くした以降は気をつけて生活した。

・みんなガチャガチャをたくさんやっていて楽しそうだったから私もやった。ロゴ商品が欲しかったのでキャラクター絵柄は交換してもらいました。その節はありがとうございます。

ブルーシールドがかなりスターウォーズでよかった。イヌイは結構ダースベイダーだし、他の兵士はストームトルーパー感も強い。

・ボーカル陣営がダンスブレイクの時律儀にステージ外まではけていくのが特有だなと思った。ステージと呼ばれるエリアがそもそも大きいために常に移動している状態になっている中、そういうちょっとした移動もあるためみんなよく動いているなという印象。

・MCなしでダレることなく最後まで行くのがよかった。あとおしまいにコメントもない。この人数いると大変なことになるのではと思っていたけど、そういった時間がかかるところはサッと飛ばしていく合理性を感じた。

・こういうことを言うと怒られると思うが、私は本質的にアイドルを名乗るグループとアーティストを名乗るグループの違いが年々わからなくなっている。表層的に主張していることはわかるが、人気商売なのはアイドルを名乗ろうがアーティストを名乗ろうが差はなく、ファン側が演者になんらかの還元を期待するかしないかでその職業が何か決まるのではないと思うし。

・仮にファン側に対して演者が営業をすることをアイドルの定義の一つとした場合、それを論う仕草はホモソだなと思う。

SNSにアップロードされる写真が楽しそうで可愛い。どうやらバックステージに置いてあるらしいプリクラ機が良い仕事をしまくっているため、全部見れるようにしていただきたい。